侍道2の魅力は

江戸幕末が舞台の侍道2

侍で一定の人気を獲得してから翌年、正当な続編と言える『侍道2』が発売されます。きちんと物語全てを継承しているわけではないが、シリーズとしてみた場合にはれっきとした後続の作品だ。ただ物語は前作とは少し違っている、まずは世界観だ。侍では明治10年というかつて大成を果たした徳川幕府が倒幕されてから新しい時代が訪れて10年以上の時間が経過した世界観となっています。それに対して侍道2では前作の明治ではなく、20年ほど前となる江戸幕府末期といえる江戸の世がもう間もなく終焉を迎えようとしていた頃となっている。

そんな今作品の世界観についてですが、幕府の時代に異国との交流を果たしていた物語の舞台となっている天原において、時代の変革という波が押し寄せていた。幕府にすれば敵対する敵国との交渉によって手に入れた品々を利用しようとする動きもあれば、盛んになった商取引の中で怪しい薬を売買して利益を搾取しようとする勢力が現れるなど、混沌とした雰囲気が展開されていた。

侍道2においてテーマに挙げられているのは『利権と侍』といったところだ、異国に翻弄されながらも確実にこれからの時代において活用できる品を巡って繰り広げられていく。この作品でも基本図式として三勢力のどれかに加勢することで物語が展開されていく。行動次第で主人公とその勢力がどんな結末を迎えるかもまた変わってきます。

  1. ネトゲに夢中

エンディングは全14種類

侍道2において用意されているエンディングは全部14種類存在している。そのどれもがストーリーとして完結されているものの、中には消化不良とばかりに言われてしまうような展開も用意されている。どれを自分が求める結末とするかはそれぞれだが、もう一つ違う点としてあげられるのがこの作品では物語の時間が非常に限定的という点も関係している。

この作品では全10日間となっており、この間の行動こそ自由に動くことが出来ますが、選択肢次第で強制的に何らかの勢力に加入することとなる。ただ展開によっては10日間よりも短い期間で物語が完結してしまうエンディングもある。これらすべてを見るとなったらやり込む要素が多数ある。またこのシリーズでは勢力ごとに『信頼度』・『勢力度』という隠しパラメーターが存在しており、主人公が存在する勢力それぞれが喜ぶ行動を取ると懇意にしてくれるのです。特に後者の勢力度では、物語の舞台となっている街における利権争いでどの勢力が優位に働いているのかを知ることが出来るポイントにもなっているので、プレイヤーはそういった部分にも注目して行動すれば自分が望むエンディングを迎えやすくなっている。ただ信頼度に関しては別格で、見たいエンディングによってはこの信頼度が一定値まで上がっていないと見られない可能性もあるため、勢力度を見ながら自分の見たいエンディングを迎えるために信頼度の底上げをするように行動しよう。

地味に注目されていること

作品としての評価もそうですが、侍道2で一番注目されている点で断トツマニア心を刺激するポイントが有ります。それは作中に登場する希少アイテムには、入手するための出現確率にはある一定の法則性が存在しているのだ。これは製作会社が明かしたものではなく、ユーザーによって発見された地味に気になる点となっている。

判明するとその法則がどんなものかとやり込もうという人が続々と出現するようになり、確認されているだけで2009年頃までそれまで見たこともなかったような新しい法則が発見されるなど、製作者が意図したものが次々と白日の下に晒された。簡単にしているように見えますが、どれほどの労力と分岐を経て探しているか考えただけで目が疲れてきそうですが、新しい物を見つけて人に伝えたいという人には持って来いのやりこみ要素でしょう。

本来のやりこみ要素ではないかもしれないが、一部のユーザー間では誰がいち早く新しい法則を見つけるかが楽しみでもあった。

  1. 侍シリーズ

歴代随一の人気を誇る

そんな侍道2はこれまで発売されてきた侍道シリーズの中で、随一の人気を誇る作品だ。初期作こそ知らなかったが、この2で侍道というゲームを知って参戦したという人が多く、後に続く侍道3以降もやったという人も多く掛けられる。それだけ作品としての完成度が高く、当時において知る人ぞ知る名作だったと評価して問題ないはずだ。

ただゲームそのものが15歳以上というレーティングが掛けられているため、誰もがプレイ出来たゲームではない。制限が設けられていると言ってもこの頃はそこまで購入者の年齢を意識して販売するか否かは判断されなかった頃だったので、興味があれば誰でも買えた。その人気は後にベスト版としても発売されるなど、当時の人気がどれほどのものだったかを証明してくれる。