時系列について

これまで発売された侍道シリーズ

侍道シリーズが最初に発売されたのは今から14年前、2002年が全てのシリーズの原点となっている。だいぶ昔から作品が発売されて来たことを考えると、それだけ多くの人に指示されていたことがよく分かるはず。アクワイアといえばこうした日本古来の文化をテーマにした作品を多く取り上げているので、そうした製作会社の特徴もあってか評判は良いほうだったことがよく分かるだろう。

これまでに発売されてきたシリーズ4作品、ゲームとしてみれば十分すぎるくらいの長さだと思いますが、実はこれらを時系列的に並べてみると少し面白いことが分かります。通常なら時系列を気にしながら製作していくものですが、侍道シリーズの場合そうした人気が出るかどうかもわからなかったため、初期作品と一番新しい作品になるまでどの時代をモチーフにしていたかがかなり違ってきます。

ではどんな風に物語は展開されてきたのかを時系列的にしてみよう。

  1. ネトゲに夢中

時間軸ごとに並べると

ではこれらの作品を時系列にまとめてみると、このようになる。

  時間軸 発売日
侍道 明治 2002年8月
侍道2 江戸幕府 2003年9月
侍道3 戦国時代 2008年11月
侍道4 幕末末期 2011年3月

こうしてみると随分と二転三転していると思った人もいるはず、初期作品では明治となっているのに対して、次作品から江戸から戦国とまさに侍が日本各地に存在していた全盛期へと遡っている。初期作品では明治となっていますが、この頃には既に異国文化が入ってきた時代とはいえ、それでも日本古来の魂を捨てることが出来ない人たちも少なからずいただろう。ですが侍が活躍したというよりは、かつて存在したであろう侍の魂を引き継いでいる昔気質な主人公、と言った印象が浮かんできます。

どうして明治にしたのかという点について考えてみると、かつて日本にいた侍に対する憧憬が込められている。

最後から全盛期へと

初期作品の侍道ではあれだけいた侍たちの最期が活躍する時代だ、対して2と3、そして4に関しては侍の全盛期とも言える時代における群雄割拠の時代だった。戦国時代の侍道3はその代表的とも言える時代だが、同時に侍がいるから争いが起こるとも考えられなくもない側面を持っている。当時の人にしてみれば侍を正義と考えていた人がどれほどいたかは分からない、ただ現実的に考えても自分たちの生活が脅かされるのならば戦うこともやむ無しと思っていたのは違いないはずだ。

先ほど話した侍道3は特に象徴的だったといえるかもしれない、世は天下を手に入れようと人々が刀を手にとってまさに自分こそ世界の覇者になるべき存在だとする時代において、力こそ正義とばかりに暴君となった国主の圧政に苦しめられている農民たちの姿はかつてあったかもしれない先達の姿そのものかもしれません。

シリーズ共通としているのは

そんな侍道シリーズ、全ての作品に共通しているのは物語をどのように展開していくかは自分次第となっている点だ。これは初期作から変わっておらず、ベストエンディングといったものは用意されていますが、それ以外のエンディングも多数設置されているマルチエンディング制が採用されている。どのエンディングにいくかはプレイヤー次第、その結末こそがプレイヤーにとって一番最良の結末と言えるでしょう。

またシリーズを通して見えてくるのは、かつて存在していた侍と呼ばれる者たちが仁義に則って活動している、この点も変わらない。

  1. 侍シリーズ

やりこみ要素も満載

純粋にストーリーを楽しむのもそうだが、シリーズの中で最も人気を博していたのはやりこみ要素だ。中でも装備、侍にとって命の次に大事とも言える刀を収集するという、コレクター心をくすぐる仕様は多くのユーザーがハマっただろう。どの武器で戦うか、こんな武器で時代を駆け抜けるのも醍醐味となっている。ただ一部明らかに侍の武器ではないようなものも含まれているので、そこはゲームらしい風景と言えるでしょう。